【家庭菜園の基本】気候区分を把握して美味しい野菜作りをしよう

この記事では、家庭菜園における北海道の気候区分についてご紹介します。

私は野菜作りシーズンが本州より短い北海道に住んでいますが、シーズンが6月上旬から始まり10月中旬には寒くなって家庭菜園が終わります。

家庭菜園は、たった4ヵ月くらいしか楽しめず寂しい限りです。

これは北海道が寒地という気候区分に該当するからでしょう。

この気候区分とは何なのか?そして寒地とは何なのか?紐解いて家庭菜園の知識として私自身に落とし込んでいきます。

皆さまにはお付き合いいただければ幸いです。

目次

家庭菜園における気候区分の定義

家庭菜園における気候区分の定義として年平均気温を温度帯によって分けたものです。

年平均気温とは1年間の各月平均気温の平均値を指します。

気候区分年平均気温
寒地9℃未満
寒冷地・冷涼地9℃以上12℃未満
温暖地12℃以上15℃未満
暖地15℃以上18℃未満
亜熱帯18℃以上
気候区分の温度帯

寒地とは?

寒地とは、読んで字のごとく寒い地域になります。冬の寒さが厳しい北海道に相応しい気候名ですね。

辞典では「寒冷な土地、貧しい土地」と、何とも屈辱的な言い回しが見受けられましたが、寒くて作物が育たないという意味合いに捉える事ができます。

お住まいの気候区分を確認する

気候区分とは学生の頃に地理の授業でケッペンの気候区分なんてのを見聞きした記憶があります。何とも懐かしいです。

ですが家庭菜園における気候区分は違い種袋の裏面で確認できます。家庭菜園をやっている方なら種袋の裏面に記載しているこんな地図を見たことがあると思いますがいかがでしょうか?

種袋の裏面にある日本地図

種苗メーカによって異なりますが、だいたい日本列島は3色に分けて色付けがなされています。

皆さんもうお気づきと思いますが

  • 青色は寒地、寒冷地
  • オレンジは温暖地
  • 赤は暖地

となります。

北海道の気候区分を確認する

では私が住んでいる北海道をピックアップしていきます。

こんな画像を作ってまとめました。調べて色付けしてみるとザックリこんな感じになります。

結論から申し上げますと北海道はもれなく寒地になります。ただ寒地は寒地でも色々な呼び方や温度が存在することが解りました。

でも結論として年間の平均気温が9℃を下回るエリアは全て寒地扱いになり北海道はもれなく寒地でした。

自分が住んでいる都市の年平均気温の調べ方

気象庁のサイトから

ホーム>各種データ・資料>過去の気象データ検索

で確認ができます。

私の住んでいる石狩市は

青枠が過去の石狩市の年平均気温推移

しっかり9℃を下回っていますので寒地になります。

まとめ

調べるまでもなく北海道は寒地と理解していましたが、改めて何故寒地なのか?と紐解いていくと様々な定義が存在し、広大な北海道でも温度帯に違いがあることが解りました。

同じ寒地でも地域によって得意な作物もあるでしょうし、逆にこの寒さや気象を逆手に取った越冬系の野菜を栽培している地域もありますね。

こういった環境を味方につけて野菜栽培に挑戦しつづける農家さんの姿をネット記事やニュースで拝見しますが、本当に凄いな!と私はいつも唸っております。本当に凄いです。

私は農家さんみたいなプロフェッショナルではありませんが、素人が楽しむ家庭菜園にもプロのテイストを取り入れて美味しい野菜作りに活かせたらと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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